2014年1月13日月曜日

Remember 311~実行委員長メッセージ~


311からすでに3年が過ぎようとしています。しかし、巨大地震に伴う被災からの復興は遅々として進んでいません。今なお被災者に覆いかぶさっている原発事故からの放射能汚染に対する手立ては全く見えて来ません。そればかりか、唯一の原爆被曝国でありながら、福島第一原発事故の解明さえも未だ出来ていないのに、安倍政権は、原発再稼動と原発輸出に躍起になっています。
かかる時代に逆行するエネルギー政策を私たちは決して認める訳にはゆきません。
だが、昨年12月6日、背筋をぞぅーとさせる特定秘密保護法が国会を通過しました。原発に関する事故や放射性廃棄物や使用済み核燃料の処理などに関する情報が、何と60年間も私たちには開示されないこととなります。
私たちは、311で失われた尊いいのちへの弔いとこれから生きてゆく者のいのちを大事に育むために“311いのちのわ実行委員会”を結成しました。そこにこのおぞましい政治が私たちの目の前に起ち塞がってきました。
私たちは、この特定秘密保護法を完全に葬り去るとともに、脱原発に向ってしっかり闘って行きましょう。

実行委員長 松本 文六